６月からリニューアルして講師養成プロコースが始まりました！
テーマはトマト・トマトソース。

イタリア料理といえば、トマトのイメージが強いと思いますが、イタリアでトマトが料理に使われ始めたのが、200～300年前とイタリア料理の歴史の上では最近のこと。

トマトの歴史や栄養、フレッシュトマトの選び方、トマト缶、パッサータの違いについて、現地でどのような料理に使われているか、それぞれの使い分けについてのレクチャーと、レッスン時の教え方も伝授しています。

「トスカーナ州のパッパ」
余った固いパンの再利用法ですが、レストランでもおうちでもパンは捨てません。
なぜ捨てないのか？　どのように活用しているのか？
トマトで炊いたり、パン粉にしたりする大切な知恵もお伝えしています。

通常レッスンでも都度味見をしてもらってますが、途中の段階で「美味しい！」「これだけでも食べれます！」などのお声が良く聞こえます。

イタリア料理がおうちで作るのに最適な理由のひとつは、料理が完成する手前の段階で行く通りにも応用できるところです。
完成までに食べてしまいそうとのお声も聞こえてきますが、家庭では少ない材料でシンプルに作りたいのが本音ではないでしょうか。

今日はここまでで食べちゃおうとか、ちょっと作り置きしておこうとか、余裕があるときやおもてなしには完成形まで作るということもできるのが私がお伝えしてるイタリア家庭料理です。

例えば、６月にお教えした「ナスのパルミジャーナ」は、ナスを揚げ焼くところで「めちゃ美味しい」と驚かれることが多く、まず１品になります。これをマリネやカポナータに応用することもできます。

トマトソースを作るところでは、様々なパスタソースに応用したり、肉魚と煮込むこともできます。
ハーブやスパイスを加えても美味ですし、カレーなどのベースに使っても良いですね。
ナスとトマトソースはパスタと合わせても、もちろん美味しいです。
そして、トマトソースはお教えしている方法で瓶詰めにすれば常温で１年以上もつという賢さ。

このように応用の方法も随時伝えていますが、アイディア次第で１品を簡単に１０品以上に広げられる価値があると言えます。

講師養成プロコースのみなさまには、１品で何度も美味しいレシピに広げて、お教室や店舗で活用いただきたいです。

受講生様のお声を一部ご紹介させていただきますね。

「オリーブオイル煮は、めちゃくちゃ簡単なのに、美味し過ぎて感動。
トーストしたリュスティックに合わせても、もちろん最高だったし、意外とご飯と一緒に食べても美味しかったです」

「フレッシュトマトソース、今回は大成功でした！ソースをよく吸っていて、オリーブオイルが効いていて、すごく美味しくできました」

「オリーブオイルや調味料を変えるだけで本格的な美味しさになるのですね」

「なすのパルミジャーナ、今度は広い耐熱皿で作ってみたところ、なすがちゃんと見えるようになりました。パンにのせると止まらない美味しさですね、朝ごはんにオムレツにのせても最高でした！」

オンライン受講のMさんは、とても努力家さんです。
コツを掴むまで何度も作って報告、質問してくださいます。
このひたむきな姿勢には頭がさがります。
ご自身のお教室や将来の夢に向かって、着実に歩んでおられますね。

料理はすぐに作って、体感で覚え込むのが上達への早道。
受講生の皆様には、これから沢山失敗もして経験を増やしてくださいと伝えています。
私も沢山の失敗や試行錯誤を繰り返してきました。
プロコースでは早道を伝授していますが、それでも様々な実体験は、お教えするときにきっと役に立ちますからね。

対面の受講生さんからもご報告が届きました。
「娘と彼氏がお昼ご飯食べに行ってもいい？と突然言ってきたので、パパッと作りました。
めっちゃ美味しいと喜んでくれました。
シンプルなのにこんなに美味しくできて感激です！」

将来、おかんの料理教室を主宰したいMさんは明るい方で料理大好き、色々相談されることも多いという、まさに関西のおかんの資質を備えておられます。
実際に作って喜ばれると、成功体験になって夢が近づきますね！
畑で出来たトマトでも作ってみてくださいね。

７月は海の幸とビネガーがテーマ。
来月も一歩一歩前進してまいりましょう！

◆現在募集中のレッスン◆

★夏のイタリアンとオリーブオイル、シチリア料理＠東京　東高円寺

７/３１（月）

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